アフリカ南部の滝とサファリ 第1編
−−−−−− Africa THE South 19Days ― part1 −−−−−− ヘロヘロのアフリカスタートまで {出発前} 社内の尊敬している実質的直属の上司に 「今後、仕事を複数持ったり、部下を付けたりするので、(こんな長期休暇は) 最後のチャンスかも知れないから、思いっきり遊んでこい。」 と釘をさされつつも許可を頂いた。そこで,経理に事前に根回しして4ヶ月間プ ールしていた代休を計画通り,仕事の区切りと共に一気に吐き出させてもらった。 正月もGWも帰省せず、貯めた時間。去年の9月以来、久々の旅だ。 大事に行こうと思うが、社内外でひどい風邪を引いた人間の近くに寄るハメに なり「うがい励行」の努力にも関わらず、少し、風邪気味のスタートだった。 {1日目;5/15(金曜日)} [爆睡] 深夜3時まで荷造り、今回テントや寝袋を持っていくので17kgと普段よりも はるかに重いバックパックに戸惑う。早朝6時に起き、いつも通勤で使っている 有楽町線、山手線を乗り継ぎ、日暮里で京成線に乗った。スケジュール的には余 裕と思われた仕事も直前に職場のレイアウト変更というイレギュラーな仕事が入 り、前日まで、フルパワーで仕事をこなさなければならなかった。疲れていた。 乗ってすぐ〜成田駅まで記憶がない。気が付いた時には、仰向けになって口を 大きく開けて爆睡していた。寝ぼけ眼でドアの脇の表示を見に行く。 「マレーシアは、、、っと第2(ターミナル)か。」 3年ぶりだ。今回は、南アフリカ共和国のジョハネスバーグまでの往復航空券と アフリカ南部の3本の短いフライトのパスを日本で買って持っていく。 [チェックイン] カウンターはJALが代行していた。経由地のクアラルンプールで、6時間の 時間が開く為、ルール上は、荷物を一旦受け取らなければならないらしい。が、 「なんとかなりませんか?」と一言言うと、2人の上司らしき人と相談の上、O.K.。 6時間だと市内に出るかどうか迷うところだが、使わない荷物を渡されてしまう と行動が制約されるから、スルーにしてくれて助かった。 [〒] 金は全然持ってなかった。 余裕をみて現地費用は、1日2万円ペース×15日。(サファリが読めない) ビクトリアフォールズでのアクティビティは別腹で+3万円 ザックリ33万か、、、と考えて郵便局で不足分を下ろす。 [両替] なんかこのところ、円安。やだな〜、あんまし替えたくないなぁ。でも、南米 でもUS$cashがなくて苦労したし、一応、替えておこう。結局、思っていた様 なパックがなく、T/Cを$250、cashを$200だけ替える。 実質ベース$1 = 136円台だ。あぁ、85円の時代もあったのに。1.5倍以 上やで、クッソー、政治家とマスコミと格付け会社と金融法人が悪いんや。 [MH71便] 成田 1030 ―――> クアラルンプール 1840 出発は時間通り。Yは満席。テイクオフは44秒で普通。でも、その3秒後、 シートベルトのサインが消灯したのは驚いた。大きい飛行機なのに(B747-400)。 白ワインとソバ付き機内食を食べ終わると、また、眠くなる。隣は、好きな上司 との旅行で良い子ちゃんぶっている様子のうるさいコギャルと30歳前後の商社 マン。時折聞こえてくる女の子の敬語が、不倫の疑いを否定する。あぁ、どうで もいいけど、実の無い話をこうも長く続けられるもんだ。聞きたくないのに聞こ えてくるキャバレー嬢の様な声に不快感を感じつつも眠れた。 [ペナン] 目覚めると、機は下降中。アナウンスは、「32度で1時間止まる。空港へ降り ても、機内に居てもかまわない。」とのこと。ウーン、ペナンに降りるなんて聞 いてないゾー。じっと座っているのは、性に合わないんで空港に降りる。 機内は寒かった。変な寒気がする。喉もおかしい。やばい。本格的に風邪をひ いたか?レートをチェックする。2.68。寝起きなので、喉が乾いている。2.5RM のライチジュースを高いと思ったが日本の1000円札で買う。釣りは、17RMと 50円玉4個と10円玉1個。(おいおい、なんでここで日本のコインで釣りが来 るんや?)と思ったが、店の電卓を借りて計算する。 790円/19.5RM=40.5円/RM(マレーシア・リンギ) 5年で10円も下がったんか〜。申し訳ないが、ニタニタしてしまった。 [5年ぶり2度目のクアラルンプール] 睡眠薬入り風邪薬(ルル)を飲んで、1時間強をしっかり寝た。着陸前のアナ ウンスでは34度。 A案)体調を考慮し、空港でじっとしているべきか。or B案)2、3時間しか行動出来ない市内観光をすべきか。 イミグレまで葛藤した。体調はマシだが、睡魔が残っている。スリの横行してい る空港で寝てしまう危険とじっと待っていて滅入りそうな自分を想像し、後で後 悔するかもと思いつつも、結局B案にする。一応、ガイドブックを持ってなかっ たので、スッチーに相談して簡単な市内観光パンフを見せてもらっていた。20 〜22時に観光でき、目を引いたのは、 タワー(夜景は飛行機から見れる。) バーとハードロックカフェ(少し頭痛がするのに音楽は、、、) ヒンズー寺院とチャイナタウン(この二つは近くだ。やっぱこれかな) 沐浴1時間と腕時計が安かったら買おう。 2000円を53.6RMに両替。「i」でバスでの行き方帰り方を聞く。「No.47バス で1.6RM,23時まで動いている」とのこと。MAP付きのパンフをもらってい る時に、隣で渡辺 謙の両頬をハリセンで1回ずつ殴った様な顔した日本人(以 後、謙さん)が、「I have 5 hour,,,」なんてこなれた英文で質問している。似た 様な観光だなと思いつつ、かまわず、バス停を探す。 ターミナルの外は、犬の舌のようなネトっとした暑く湿った空気が、、、。 (ここでひどくなったら夏風邪状態、もし、そうなったら今夜の行動を後悔する だろうな、、、。) でも、足は止まらない。海外での時間は、貴重で大切にしたいと思う。 ひたすら前に、、、悲しい性だ。 バス停は空港を背に左手の外れ、バスを待っていると後から謙さんが来る。40 歳近くなのにタクシーを使わず、似たような行動パターンをとる彼に少し愛着を 覚えてこちらから声を掛ける。「トルコへ、1week金のもらえない仕事、1week 観光、クアラは初めて、でも、飯を食いたいだけ」なんて話を聞いている内に市 内の外れのレストランを目ざとく見つけ謙さん降りていった。 (金のもらえない仕事って?)疑問が残った。 途中、鉄道駅の上を通った。5年前マレー鉄道を北へ縦断した時、夜行と夜 行の狭間で1日Fullに観光して、夜迷いながら走って何とか列車に間に合った 事があったっけ。あの心細さ、不安感、充実感が蘇ってきて、胸がキュンとなる。 でも、5年で、クアラは変わった。明らかな建設ラッシュ。ビル建設用のクレ ーンが、逆L字に立っているのがいくつも視界に映る。地元ィの服装も良くなっ ている。40分で終点のCentral Market。 [Sri Mahamariaman Temple(ヒンズー寺院)] まず、Sri Mahamariaman Templeを目指す。3人に聞いてたどり付く。でも、 工事中で藁葺きで正面を隠している。少しがっかり。 中に入る。周りの皆の見よう見真似で、入り口で靴と靴下を脱ぎ、左手の水道 で足を洗う。時計回りにガネーシャやら彫像を観察。手を組み,静かに拝む。(風 邪よ治れ!)壁に背をもたれあぐらをかいて座る。人間観察をする。 老人の祈りは手が込んでいる。 おっと、ガンダムのララァみたいな人が。(やっぱ、神秘的・魅力的) ハンドバッグを小脇に抱えてる人は会社帰りか。 座っている人が時々手を組み祈る。 わっ、ゴキちゃん来んな〜。少しデカい。たのむから飛ぶなよ〜。 : 1時間飽きなかった。じっとしていたのも体には良かった。 [チャイナタウン] チャイナタウンへ。通り一つ向こうなだけで、香港のモンコク?同様のTシャ ツ屋、時計屋、etc.がズラリ。冷やかしのつもりで時計の値段を聞くと最初はま るで決まり事の様に38か45RM。交渉で17〜25RMまで下がる。今回、いつも 旅には、ぼろい腕時計を持っていくのだが、引っ越し以来、どのダンボールで眠 っているのかわからない状態である。だから腕時計を持ってこなかった。さすが に5cm角の目覚まし時計だけでは不便なので1000円してないし、Gショック もどきを買った。どうせコピーだから、ギャグでS-Shockって線もチラっと考 えたが、やっぱ、まともっぽいのにした。 [夕食] あとは、屋台で干し肉やスーパーでヨーグルト,カットメロン(1/8cut*3を 1.5RM),謎の果実NANGKA(形はビワ,歯触りはパイン,味は妙な水っぽいバナ ナ,no good)を買ってすごした。 フライト25時、余裕を見て3時間以上前の21:45分にバスで市内を出発する。 夜の道路は空いている。早く空港に着きすぎた。暇。空港のロビーで上記の食べ 物をもしゃもしゃ食う。干し肉は、甘いのが意外だが、軟らかく、おいしい。し つこさをヨーグルトや果実で消す。 [謙さん] イミグレ抜けてから、搭乗ゲートを探していると謙さんに再会。先の疑問の答 えは、学会。温暖化を広範囲に議論するのだそうだ。納得。(大学の先生だった ら学会で金はもらえないな。)謙さんがトルコのことを聞きたがったので、3年 前の情報ながら主な観光地のアドバイスと思い出を語る。 (カッパドキアの地下都市はよかった。パムッカレは1日で十分。 じゅうたん屋に気をつけろ!等) 一通り教えた所でフライト時間,謙さんは搭乗口に向かった。Bye。 [MH211便] クアラ0105 ―――> ジョハネスバーグ0540 時間通りのフライト。10時間のフライト。夜食と朝食の2食。それ以外は、 白ワインとジンで程良く酔って、寝ていた。隣のジョハネスバーグ在住の50代 カップルは毛布を被って何度もキスしていた。すごいアツアツで微笑ましい。だ が、2食とも食べなかった。一口も食べないで食べれないとか言っていた。(ア ジアとアフリカ南部とではそんなに食生活が違うのだろうか?)今後の食生活が 少し不安になった。 おじさんの私見では、名前が出てきたサファリの素晴らしい順に オカバンゴデルタ>クルーガー(南ア)>>チョベNP らしい。 (まぁ、参考意見として聞いておく。) 滝の周りもバブーンが居て、腕力が見た目より強いから気をつけろって言われ た。この忠告はありがたかった。少なくとも野生動物が周りにいることがわかっ たから。あと、ジョハネスバーグには、犯罪が多いことも強く肯定された。 {2日目;5/16(土曜日)} [ジョハネスバーグ(以下、JNB)夜景] オレンジと白色の街灯が区画整備されているのか、整然と幾何学模様を作って いる。朝5時という時間帯のせいだろうか、全体的にはエジプトやクアラより も灯りの密度が少ない。でも、美しいと思った。 [JNB空港での6時間待ち] 受け取った荷物を6時まで待って、南アフリカ航空にすぐチェックイン。黒豹 をイメージさせる女性が、微笑む。チケットを見るなり、少しすねた口振りで、 黒豹「早すぎるわよ。」 フライトは10:30なのだ、無理もない。 TAKT「でも、from ku・・」 黒豹「クアラでしょ。」 お互いに仕方ないよね。って視線を交わす。後ろの肋骨の脇がゾクゾクする。真 っ黒な顔に目立つ白目。コケティッシュな笑顔が魅力的だ。 屋上に上ると日本から予約(帰り1泊)してきたHolidayInnが近い。 5℃は、想像以上で寒い。はく息が白い。 7:00 空港内のマレーシア航空のオフィスでリコンファーム 8:00 空港内のAIR BOTWANAのオフィスでリコンファーム 暇だ〜〜。「i」「POST」ときて用事のないドメスティック側へ ホテルのボードがあった。無料電話付き、どうもロスと同じような、掛けたら 迎えに来てくれるシステムらしい。見ている間も4,5人の見知らぬ人が声を掛け てきた。「これから飛ぶので、見ているだけだ」と言うとすぐ去って行く。 驚いたことにHolidayInnは10個以上あるが空港近くの値段表示額が予約の 値段と違う。(ぼられたか?手数料を上乗せされたのか?)っと考えていると、 また声がかかる。 P 「Excuse me,sir. May I help you?」 さっきと同様に返事する。どうせタクシードライバーだろう。でも今回の上品 そうな相撲取りサイズの男は去らない。黙って人懐っこい笑顔を向けてくる。 TAKT「実は帰りに一泊だけするのだが、この値段、予約の値段と違うんで見て たんだ。」 っと疑問をぶつけてみた。すると、 P 「これは、ウィークエンド料金で特別安くなっているんだ」 と丁寧に教えてくれた。 でも、予約はなのだ。 312(予約)-288(ボード)=24R(南アフリカの通貨はランド=30円弱) 送迎は13Rだから、往復料金と考えてもわずかにずれている。 まいっか、当日文句を言ってやろ。 因みに、空港近くのホテルは、最低115R〜、 写真付きでまともそうなのが135R〜、 最高値は372R だった。(寝るだけなんだから安い方がいいな) とにかく暇だった。荷物検査フリーパスだったので、日本で食いそびれたバウ ムクーヘンとかっぱエビセンを食べる。出発ロビーの中2階にある広いレストラ ンの片隅で、4Rで買った500mlのコーラと共に全部持ち込みの迷惑な客として 長時間すごさせてもらった。 全て物価が高くて手が出ないし、旅のスタートで荷物も増やしたくなかった。 帰りに買って帰るべくチェックを入れたが、自分にとって気を引いたのはSemi Sweetの白ワインだけだった。 [機窓;JNB〜ヴィクトリアフォールズ] 南アフリカ航空:JNB 1030 ―――> ヴィクトリアフォールズ1215 90人乗りくらいだったか(B737)、A8の座席で羽の上だった。地上には、 巨大な円が見える。円に移動する農機具でもあるのか?赤土が多く緑が少ないオ ーストラリア中央部の様だ。フライトアテンダントの笑顔はアラスカ航空以上に 明るい。中世の執事の様な少し気障なヤツが大張り切りだった。1時間後、左手 には巨大な塩湖(パン)が、着陸前には、右手にヴィクトリアフォールズ(以下 VFAと略す)の水飛沫が見えた。期待させるにふさわしいスケールだった。 [VFAの空港にて(タクシーの客引きとAUS女)] イミグレは仕事が遅く、乗ってきた飛行機に合わせたバスに乗り遅れてしまっ たようだ。空港内にある2つの銀行も日本円の両替が出来ない。コミッションも 高かった。持っているのは、US$450と南アフリカの通貨ランドを3万円分。曜 日は土曜。現地通貨を持たずに2日間行動するのはヤバい。まとわりつくタクシ ードライバーを振り払いつつ、保険として両替していたランド1万円分を再両替。 そうこうしている内に最初US$20だったタクシー運賃が、こっちが何も交渉し ていないのに勝手にUS$10になっている。それだったらしょうがないかなぁ。 と心が少し動き始めた時、金髪の女の子(以下、AUSg)が怒りの形相でツカツカ と近寄ってきた。タクシー兄ちゃんを一瞥した後、自分に向かって早口で何か言 ってくる。今まで聞いた中で最速の英語は、100%理解不能で、すかさず、 TAKT「Sorry??? Speak slowly,Please!」 AUSg「タクシーはやめた方が良いって言ってるの。解る?こいつらは、街につ いたとたんUS$30とか35とか行ってくるの。私そういう旅行者に 会ったもの。それにバスならZ$25(約210円)よ。」 TAKT「わかった。ありがとう。」 バスが1台来た。どうやら次の飛行機まで1時間ほど待って出発するらしい。 今日は疲れている。風邪がひどいし、シャワーも浴びたい。今日行っていきなり 旅行会社周りをできる体調ではなかった。でも、1時間は待てる時間だった。外 はシエスタが必要な程暑い。 気がつくとタクシードライバーはAUSgの剣幕に観念したのか?もう自分に はまとわりついてこなくなっていた。それにしても、問題は熱っぽく、ひどい頭 の回転である。今日は、しっかり寝ることに専念した方がよさそうだ。 バスを待つ間、落ち着いたAUSgの横のベンチが開いていたので、隣に座る。 TAKT「さっきはサンキュ!」 何人?何処から来て、何処へ行く?旅行期間は?パターン化された英会話でも、 まだ、旅の始まりなので錆付いた耳は思うように働いてくれない。もどかしいな がらも、旅の情報交換が始まる。(今回は受ける方ばっかりだが、、、) オーストラリア人。1ヶ月、隣の男と一緒にアフリカを旅してて、VFAには 4日いて、今出発するところ。etc. TAKT「じゃあ、VFAで何した?」 その中でさらに頭がクラクラするような問題情報を知らされる。 ・ バンジーは(US$90+10+40[飛ぶ、VISA、VIDEO]で合計140掛かる。) TAKT「でも、飛ぶだけなら90なんでしょ。」 AUSg「140いるのよ。絶対。」(予言者みたいだな。) ・ 空から見ても良い ・ ラフティングは水位が高すぎて危険な為、開催されていない。 ・ VFA観光自体は3,4日で十分。 AUSg「理由は、ラフティングがないから。できれば+1日。」 目的の20%が最初からぶっとんだ。ラフティングする為に2日もかけて、遥々 来たのに〜(TT) 両替は思う様に出来ず、やりたい事は出来ない。体調も、、、。 オージーの2人と別れて、バスの中で黙り込んでしまった。 [宿] その日はTown Council Camp Siteって有名で安いキャンプ場のシャレット(バ ンガローの家版6beds+冷蔵庫付き)に泊まった。テントを張るのと1泊当た り$3程度しか差がないので、風邪と夜の冷え込みを考慮しての判断だ。日本の ガイドブックにここは混雑する。泊まれなければ、中級ホテルがなく、後は、 US$100以上の高級ホテルばかりだと書いてあったのだが、各国の連休も学校休 みも絡んでいない時期なのか、客は少なかった。シェアしたのはサンフランシス コ在住のウィルと2人。 まず、暑いシャワーを浴びて、ヴィクトリアフォールズホテルのテラスへ散歩。 夕刻に滝のしぶきに良く映る虹を見た。滝本体とはまだ会えない。その後、準備 中のビュッフェを窺うバブーン(猿)とご対面。野生との距離が近い。だが、dinner を食べる食欲もあまりなく。帰りに寄り道した駅でパンとゆで卵(紙に包んだ塩 付き)だけ買って部屋に戻る。 思うように動かない頭と体に卵は必要だと思った。表通りから見たスーパーマ ーケットは、オセアニアと同じく土日はキッチリ休んでいる。理想を言えば、土 日に新しい国に入るべきではないのだ。 あぁ、スタートから全ての歯車が狂っている。質素で味気ない食事を水で流し 込むと風邪薬を飲んで、ベッドの横や足元の毛布やシーツをひっぱり上げる。同 室のウィルの為にドアの鍵を開けたまま寝る。少しだけ抵抗があったが、どうせ テントだっら鍵がないのだ。と自分で納得して、、、。 18時〜 即熟睡。 2日間、横になって寝ていない上、-7時間の時差があったのだ。当然の結果。 明日に賭けよう。 そう、明日からがアフリカ南部旅のスタート。 そう思えば良い。今日焦って動いたところで、、、ZZZzzzzzz 続く−−−−−− Africa THE South 19Days ― part2へ −−−−−−
アフリカ南部の滝とサファリ(目次)
世界あちこち旅日記(旅の目次)